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zoom RSS 所有ゲームのなかから一押しのものを紹介する企画第3回「シヴィライゼーション」その1

<<   作成日時 : 2013/12/22 11:41   >>

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今回紹介するのは、有名PCゲームをベースにしたボードゲーム、シヴィライゼーションです。2人〜4人まで遊べるこのゲームでは、各プレイヤーは文明の指導者になって勢力範囲を広げていきます。ゲームが進むにつれ、さまざまな新技術を開発したり、文化レベルを向上させたり、時には外交や武力といった手段を用いて他のプレイヤーを牽制したりします。勝利するためには4つの条件が設定されていて、どれかひとつを達成したプレイヤーが最も優れた文明の指導者として栄光を得ることができます。

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細かいルールが多くあり、全部を説明すると大変なので(世間の評判ではインストに1時間はかかるらしいとのこと)、ゲームの流れをおおまかに説明していきます。ゲームは以下の流れで進行し、各フェイズではスタートプレイヤーから順に行動を解決していきます。


@ターン開始

ターン開始では、スタートプレイヤーが左隣の人に変わります。新たなスタートプレイヤーから順に、新しい都市を建設したり、政治体制を変更したりできます。都市を建設する場合、他の都市から3マス以内にいてはならないとか、敵の駒やボード上に配置された小屋マーカーや村マーカーに隣接してはならないといった条件があります。

政治体制を変更する場合、後述する技術開発によって新しい政治体制を解禁しなければなりません。解禁したなら変更できるようになりますが、解禁直後に変更する場合を除いて、1ターンは無政府状態となって首都のアクションを失うことになります(後述)。政治体制はそれぞれに特徴があり、様々な効果をもたらします。プレイヤーが考える文明の発展に有利な政治体制を選択していくのが良いでしょう。


A商業

各プレイヤーは、首都および都市の周囲8マスに描かれた商業アイコンを数えます。アイコンの数を合計した値だけ商業点を獲得します。

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獲得した商業点は文明シートのダイアルを回すことで記録し、使わなかった分の商業点は次のターンに持ち越すことができます。

また、各プレイヤー間で商業点や文化点、資源や文化イベントカードをやりとりする交渉を行うことができます。この時に「拘束力のない約束(守らなくてもよい約束)」を取り決めることもできます。

B都市運営

各プレイヤーは、首都および都市ごとに様々なアクションの中から1つを選んで行います。アクションには、軍隊や開拓隊の駒を生産して配置したり、建造物や文化遺産を建設したり、芸術に専念することで文化レベルの向上を図ったり、資源を獲得するといったものがあります。

駒の配置、建設といったアクションを行う場合、その首都または都市が獲得できる生産点が重要になってきます。配置や建設を行う際に、必要なコスト分だけ生産点を支払う必要があります。

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芸術に専念する場合、その首都または都市が獲得できる文化点が重要になってきます。「首都や都市の周囲8マスに描かれた文化点アイコンの数+1」個の文化点を獲得します。開拓隊の駒があるマスに文化点アイコンがあれば、それも加えることができます。

獲得した文化点を支払うことで、文化レベルマーカーを進めることがきます。文化レベルマーカーを進めると、様々な効果をもたらす文化イベントカードを入手したり、様々なボーナスを得ることができる偉人マーカーを入手します。

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文化レベルマーカーを最後のマスにまで進めることができたプレイヤーは文化的勝利を収め、ゲームの勝者になることができます。


資源を獲得する場合、首都や都市の周囲8マスに描かれた資源アイコンと同じ種類の資源を1つだけ獲得します。開拓隊の駒があるマスに資源アイコンがあれば、その資源も選ぶことができます。

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アクションによって資源を獲得する場合、その種類の資源トークンが残っていなければなりません。各資源トークンはゲームのプレイヤーの数だけあり、早い者勝ちで獲得された結果、欲しかった資源トークンが残っていないような事があるので注意が必要です。

獲得した資源を支払うことで、後述する技術カードが持つ様々な効果をもたらすことができます。なかなか強力な効果があるので、ゲームを優位に進めるためにも資源の獲得は重要になってきます。


C移動

各プレイヤーはボード上の開拓隊駒や軍隊駒を移動させることができます。最初の頃は2マスだけ移動ができて、水域のマスには移動できないのですが、後述の技術カードを獲得することで移動できるマス数を増やしたり、水域にも移動できるようになります。

ゲーム開始時に裏向きだったボードに移動する場合、1マス移動する代わりにそのボードを表向きにします。ゲームが進むにつれ、徐々に世界の全体像が明らかになっていきます。

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表向きになったボードには、小屋マーカーや村マーカーが配置されます。これらのマーカーは新しい都市を建設するのに邪魔になることがあります。どちらも軍隊駒を移動させることで取り除くことができますが、村マーカーの場合は戦闘が発生します。

取除かれたマーカーは裏に描いてある資源として獲得することができます。前述の資源を獲得するアクションでは手に入らない種類の資源が手に入ったり、偉人マーカーを獲得することがあります。

自分の軍隊駒が他のプレイヤーの軍隊駒と同じマスに入ったり、他のプレイヤーの首都や都市に侵入した場合、プレイヤー間で戦闘が発生します。戦闘のルールは結構複雑なので、ここでは省略します。


D研究

各プレイヤーは決められた値の商業点を支払って、新たな技術を1つだけ研究できます。技術を研究することで、様々な効果をもたらす能力を獲得したり、別の政治体制に変更できるようになったり、新しい建造物を建設できるようになります。なお、この時の商業点の支払いではお釣りが出ません。持っている商業点全てが支払われます。

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学習した技術によっては、ボード上にある建造物をより性能の良いものに置き換えたり、戦闘で使用する部隊カードのランクを上げ、より強力なものにすることができます。この置き換えは無料で直ちに行いますが、以後のゲームでは以前と同じ建造物やランクの低い部隊カードは建設・生産できなくなります。

一番上のレベル5の技術(宇宙開発)を獲得したプレイヤーは技術的勝利を収め、ゲームの勝者になることができます。


以上がゲームの流れです。各プレイヤーは以下の4つの勝利条件のどれかを達成するまでゲームを行います。

a)文化レベルマーカーを最後のマスまで移動させる「文化的勝利」
b)技術カードをレベル5まで獲得する「技術的勝利」
c)ゲーム中に獲得するコインを15点集める「経済的勝利」
d)どれか1人のプレイヤーの首都を征服する「軍事的勝利」

どれかの勝利条件を達成した時点で、そのプレイヤーが勝者になります。

大雑把ではありますが(それでも結構長くなってしまった)ゲームについて説明してみました。戦闘については後ほど改めて解説記事を書きます。

ルールは細かいものが多くあって、いきなり全てを理解するのは難しいかもしれません。ゲームの進行自体はイメージしやすい(何をすれば良いかわかりやすい)と思います。各フェイズごとにできることがはっきりしているし、全てのプレイヤーが行動を行えるので、よほど長考しなければすんなり進行するでしょう(慣れにもよりますが)。獲得できる生産点や商業点が充実し、戦力が増強される中盤からは、プレイヤー間の交渉が重要になってくると思います。

プレイにかかる時間が長いため、遊ぶ機会を作るのが難しい重量級ゲームですが、その分じっくりと取り組める魅力があるゲームだと言えます。興味をもたれた方がいましたら、ぜひ魚沼ゲーム会で遊んでみましょう。

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